麻生 三郎(あそう さぶろう)
東京都出身
1913年(大正2年)3月23日 – 2000年(平成12年)4月5日
洋画家
武蔵野美術大学名誉教授。戦中戦後を通して焼けただれ、焦げ付いたような暗褐色に彩られた家族を中心とした人物像や自己の内面を解体デフォルメし、闇の中から浮かび上がるように描き出す作風で知られる。
近所や少年期を過ごした隅田川界隈の素描作品を数多く残している。
1959年、第5回日本国際美術展優秀賞。
1963年、芸術選奨文部大臣賞受賞。
展覧会としては1973年に東京都美術館で個展
1994年には三重県立美術館、茨城県近代美術館、神奈川県立近代美術館を巡回する「麻生三郎展」等が開催されている。