土佐 光起

【とさ みつおき】



江戸時代の土佐派を代表する絵師。

大和絵の主流だった土佐派にあきたらず、ライバルの狩野派や宋元画を学び、従来の温雅なやまと絵に克明な写生描法を取り入れ、江戸時代の土佐派様式を確立した。

また画題の面でも、風俗画や草木図などそれまで土佐派が描かなかった題材を取り上げ、清新な画風を作り出し、土佐派の再興に成功した。

土佐 光起のデータ

  • 和泉国堺出身
  • 生誕:1617年11月21日
  • 死没:1691年11月14日
  • 国籍:日本
  • ジャンル:日本画

土佐 光起の主な作品

  • 『石山寺縁起絵巻模本』1655年 石山寺
  • 『源氏物語図屏風』東京国立博物館
  • 『屋島宇治川合戦図屏風』東京国立博物館
  • 『三十六歌仙画帖』東京藝術大学大学美術館
  • 『女房三十六歌仙画帖』三井記念美術館
  • 『寛文美人図』高津古文化会館

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