杉村惇は第2次世界大戦後に塩竈に居を構え、20年間塩竈に住んだ塩竈ゆかりの洋画家である。市場に水揚げされた鮮魚や、港町の風景など、 数多くの作品を残した。これらの作品を常設展示するほか、画伯のアトリエ再現コーナーも設けてある。
年数回の企画展の開催、子どもや地域住民向けのワークショップ、音楽イベントなど多彩なプログラムを実施している。
施設の建物自体が、高さ9.7mで木片編板構造の大講堂に加え、塩竈石を使用した建物として市有形文化財に指定された貴重な文化資源である。公民館と美術館の併設という特性をもつ。
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