傳抱石

【ふほうせき】



近代中国を代表する作家画家、美術史家。
深い自然観察による新奇な構図と卓越した潑墨で清新な作品を創造し、伝統と創造の両輪を合わせ持った作品を残し、中国美術史にその名を残した人物。

小中学校で美術の教師を務めた後、1932年に日本に留学。
帝国美術学校(現,武蔵野美大)を卒業,東洋美術史学を専攻した。
帰国後1935年には国立中央大学芸術学科教授,美術家協会副主席,江蘇省国画院長等を歴任。
解放後南京大学教授の他、全国人民大会代表、中国美術家協会副主席などの要職を歴任。

傳抱石のデータ

  • 江西省出身
  • 生没:1904年-1965年




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